導入事例
ZENFormerの優れた性能、商品の魅力を紹介するために有効な利用方法をご紹介いたします。
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9:00~17:00ZENFormerの優れた性能、商品の魅力を紹介するために有効な利用方法をご紹介いたします。
♦♢♦ZENFormerオンリー技術!段差加工の高精度平行加圧を実現!♦♢♦
ZENFormerは、偏心荷重に強く、スライドのどの位置でも最大荷重を発揮させることができるという特長を持ちます。
左の写真にあるような車載用スプロケットを生産する場合、従来のプレス機では1000kN以上のプレス機での生産となりますが、加工レイアウトによっては、下図(左)のような偏心荷重が発生し、製品の安定生産に苦労する事があります。
ZENFormerは、下図(右)のように、異なる長さのパンチを組み合わせて加圧力を分散させた段差加工が可能となります。これにより、イニシャルコスト(設備台数及び設備能力)とランニングコスト(金型)を削減し、製品単価を従来より抑えることに成功しました。
上図の通り、段差加工により成形荷重を低減し、設備容量も低減、設備コストの削減を実現しました。
この段差加工においては、激しい偏心荷重が生まれますが、下図のように平行制御によってスライドの傾きが補正されていることが分かります。
これは、偏心荷重に強いというZENFormerの特長が生かされている代表的な事例の一つです。
上図は、実際に段差加工をしている加工データトレース結果です。
お分かりいただけますように、4軸それぞれへ位置決めの指令が出される独立平行制御により、スライドの平行度が維持されています。その際、リニアスケールでは、常に位置を把握し、その情報をフィードバックすることにより、高い下死点繰返し精度を実現しました。
段差加工の最大の注目点は、ブレークスルー後においても、瞬間的にスライドの平行度を復元させている点です。
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4軸独立制御